膀胱癌の初期症状
スポンサードリンク
膀胱癌がん症状としては、血尿や排尿時の痛みがあげられます。この症状をきっかけに受診し見つかることが多いのですが、3人に2人は表在性膀胱がんと呼ばれる早期がんで、治療の効果が出やすいそうです。しかし、膀胱癌はその後が問題で、実はとても再発しやすいがんと言われています。その再発予防に、結核予防用のBCGが効果的と言われています。
膀胱癌には、肉眼的血尿、排尿痛、背部痛などがあげられます。
肉眼的血尿は膀胱がん症状として、最も多く見られる症状です。血尿は尿に血が混じっているものです。血尿を来す病気は膀胱癌以外にも、腎臓、尿管、膀胱、前立腺、尿道に関係する病気があります。血尿が出たら早めの受診をおすすめしますが、やっかいなことにこの血尿は多くの場合、いったん止まります。しかしだからといって病気が直ったと思わないでください。そのような思いこみが癌の発見を遅らせることになった例もあります。膀胱癌は、一般的に痛みを伴わないのですが、まれに排尿痛や下腹部の痛みがある場合があります。膀胱炎と似ていますが、膀胱炎が抗生剤を服用すると直ぐに治るのに対して、膀胱癌の場合は排尿痛が治らないそうです。背部痛は背中に鈍痛を感じる症状です。初期症状で出るのはまれですが、膀胱がんが拡がり、尿管口を閉塞することによって腎臓で作った尿が膀胱までながれず、尿管や腎盂が拡張するすると、背中に鈍痛を感じることになります。
膀胱がん症状が出たら、早めに受診してください。
膀胱癌の初期症状は比較的、自覚しやすいものですので、もし症状が出たら早めに泌尿器科専門医を受診することをおすすめまします。
膀胱癌には浸潤性膀胱癌と表在性膀胱癌の2種類あります。浸潤性膀胱癌は、膀胱の筋肉や膀胱外にまで根を張るように発育するタイプの癌で、転移も生じやすく生命を脅かす危険があります。一方、表在性膀胱癌とは、膀胱内の表面すなわち粘膜やその下の粘膜下層に癌があるものをいい、一般に転移を起こすことは少なく、生命的予後は良いのですが、何度も膀胱内に再発する事があります。膀胱癌の70〜80%は表在性膀胱癌と言われています。
膀胱癌の治療法
膀胱癌の治療には、外科的治療法、放射線治療法、抗ガン剤による化学療法、BCGによる膀胱内注入療法などがあり、それぞれを組み合わせて治療する場合もあるようです。
手術や放射線、抗ガン剤を使うのは他の癌でも一般的ですが、BCGが膀胱癌に有効だというのは、初めて知りました。BCGはご存じの通り、結核予防に使用されるワクチンです。BCGはもともと皮膚癌の患者さんに用いられていたそうですが、それを約20年前にカナダの研究者が、膀胱がん患者の膀胱にBCGを注入し、がんが消滅したと発表して以来、主に再発予防治療としてBCG注入療法が行われるようになったそうです。
膀胱癌は膀胱が存在する限り、膀胱内に再発する可能性は常にあります。表在性膀胱癌は比較的安全な癌と言われていますが、それでも再発のおそれはあります。BCGはその表在性膀胱癌の再発予防効果が高いようです。どのような癌でも早期発見・早期治療が重要です。自分の普段の体調に気をつけて、不安な症状が出たら早めの受診をおすすめします。