三叉神経痛の症状
三叉神経痛は、腫瘍などが原因で起こる事もありますが、多くは、脳に流れる血管がこめかみで神経に触れたり、神経を圧迫して起こるようです。
三叉神経痛の症状としては、「焼け火箸をつっこまれたような」とか,「電気が走るような」と表現されるぐらい、強烈な痛みが突発的に顔面に走ります。
三叉神経痛が誘発される動作というものがあるそうで、洗顔やお化粧、ひげそりなどをすると痛みが走るそうです。ご飯を食べたり、冷たいお水を飲むということでも起こることがあるそうで、聞いているだけで、痛みが「キーン」走る感じです。
また、季節によっても痛みが変わるそうで、11月や2月に痛みがひどくなる方が多いのもその特徴のようです。
三叉神経痛の原因
三叉神経痛の原因は、頭の中の血管が神経を圧迫しているために起こるということが最近になって分かってきました。
しかしその診断は難しいようです。痛みが典型的でない場合や、症状の訴えがはっきりしない場合などは診断が難しいらしいです。確かに、患者の側から言っても、痛みというのはなかなか表現しずらいものですよね。また、痛みの部位が顔面の片側、口や眼の周辺などから、眼科や歯科、精神科や神経科で受診することが多いようです。そこで痛みが取れればよいのですが、そうではない場合、三叉神経痛は脳腫瘍や血管奇形の可能性もあるので、早めに頭部の精密検査をする必要があります。
三叉神経痛の治療
三叉神経痛の治療には、内服治療、定位置放射線治療、三叉神経ブロック、手術療法という方法があります。
三叉神経痛での内服治療に利用されるのはかんてんの薬である「カルバマゼピン」が一般的のようです。これは神経の伝達を押さえる薬で、痛みが軽くなるようでする約8割の人で一時的には痛みが消失あるいは相当改善するそうですが、副作用もあります。
定位置放射線治療は、その名の通り放射線を病変のある部位に照射するというものですが、比較的新しい治療法のようです。6~8割の患者さんに有効であると言われているそうですが、効果も人によって違うようです。
三叉神経ブロックは三叉神経に直接局部麻酔薬や神経破壊薬を注射して痛みをとる方法です。麻酔をするので、1~2年間痛みが楽になるそうですが、顔にしびれた感じが残ることがあるそうです。また麻酔が切れれば痛みが再発するらしく、根本的な治療という感じではないようです。
三叉神経痛の手術は、神経血管減圧術といって、三叉神経の原因となる脳深部血管の三叉神経への圧迫を手術によって取り除く方法です。全身麻酔の脳幹部手術ということで、一定の危険を伴うものではありますが、三叉神経痛の根本的な原因を取り除く治療法でもあります。